それは私自身の結婚式に着る衣装をどうするかというところから始まりました

たまたま友人とランチをしていたときのこと

何を着ようか悩んでいた私に

和裁ができるのだったら花嫁衣装を自分でつくってみたら？

と提案があったのです

そんなことを全く考えていなかった私には

目からウロコ！でした

私自身、衣裳屋さんで打掛や引き振袖をメンテナンスしていたこともあり

経験があったので

引き振袖がどんなものかはよくわかっていました

引き振袖と成人式に着る振袖とは

身丈、衿丈、褄下丈が違いますし、

裾に綿も入ります

引き振袖として着られるようにする為には

多少お直しが必要でした

当日は世界で一つだけの花嫁衣装を身に纏い

結婚式を挙げることができ

あの時の感動と喜びは今でも忘れません

私が感じた感動と喜びを

一人でも多くの花嫁様にも経験してもらいたい

そのような思いから

このメニューを立ち上げました

衣裳店での経験と

和裁技能士の技術を活かし

『引き振袖』として着れるものかどうか

また、どこまでお直しできるのかなどを見極めたうえで

最適な方法をご提案させていただきます

また

帯や小物などの手配

美容室のご紹介もさせていただいております

お母様の振袖を引き振袖にした事例

身丈を長くし、褄下丈も長くしてあります

袖丈も出るだけいっぱいで作り直しました

こちらの振袖は部分的に解き身丈や袖丈を長くし

一切ハサミを入れずにお直しができた事例です

比翼生地もこちらで手配させていただき

比翼を作って付けています

⇓

当日の花嫁様の着姿はこちら⇓

代々受け継がれてきた婚礼用衣装に
比翼のみをつける事例

⇓

お客様の方で比翼生地を探され、どんな色味を選んだらいいかなどのご相談から協力させていただきました

この事例ではお着物はもともと婚礼衣装だったこともあり着物の方は手を加えず、比翼のみのお仕立てとなりました

⇐　着物のフキが現代の引き振袖より少なかったので

着物とのバランスを考慮し、比翼はあまり太くないフキにしてあります

まずはお見積りをさせていただきますので、

下記の見積依頼フォームよりお見積りをご依頼ください。

メールを確認でき次第、こちらからご連絡いたします。

実際のお着物の状態を確認させていただいた上でお見積り書をお作り致しますので、

お着物を当店まで送っていただくか、当工房にお持ちいただく様になりますのでご了承ください。

（その場合の送料はお客様のご負担とさせていただいております）

送り先などは、返信メールがあったのちにお伝えいたします。

・お着物の状態により、お直しに耐えられないものも中にはございます。そのような場合にはお直しをお断りする場合もございますので、あらかじめご了承ください。この場合はお着物をお返しする際の送料は当店で負担させていただきます。

・お見積りから、お客様への納品に至るまでの必要期間はおおよそ3か月いただいております。着物を解いて作業しますので、着物に色ヤケや、シミが目立つ場合にはヤケ直しやシミヌキという作業が追加されてまいります。

・ヤケ直しやシミヌキが必要となった場合は1か月以上納期がかかりますので、さらに納品の期日がかかります。お見積りのご依頼の際にはなるべくお早目にご連絡いただくことをおすすめします。

・仕立て直しをご依頼されたにも関わらず、ご事情によりキャンセルをされる場合には、お早めにご連絡ください。ご事情をお伺いしたうえ、こちらの作業を開始していなければご返却させていただきますが、作業を開始している場合にはキャンセルはいたしかねますので、その旨ご注意ください。

・ご連絡いただいた時点でどの加工をしているかにもよりますが、仕立て内容の変更は可能です（花嫁衣裳から、振袖に仕立てるとか、袖を短くして訪問着にするとかなど）。お客様のご事情を考慮したうえで一番いい方法を一緒に考えさえていただきます。

お見積りの例です。お客様のお着物の状態によって別途直し代がかかる場合がございますので、必ずお見積りからの対応とさせていただきます。

お見積りの例①　　　

洗い張りせずそのまま解いて直す場合

解きスジケシ　　　　　　　　　　    ¥5000

大振袖比翼付き仕立て（綿代込み）　¥88000

内揚げ接ぎ足し（布代別途）　　　　¥10000

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 合計　　¥113300(税込)

お見積りの例②　　　

比翼のみを作って付ける場合　　　　¥24200（税込）

比翼生地や胴裏代、染め代などは　　プラス実費をいただきます。

＊ご自宅に振袖の残布が残っているようでしたらそちらを使わせていただくことも可能ですので、お持ちください。